ハイパースクータ

金曜日に,阪大の松本先生,NIIの稲邑先生と3人でランチを取ることができた.彼らによれば,東大を出て以来じゃないかとのこと.記念写真撮り忘れた...orz
そこで出た話が,東大のIRTのページに懐かしのハイパースクータの写真が出ているとのこと.確かに http://www.irt.i.u-tokyo.ac.jp/seeds/robot_sys/index.shtml に出ていた(乗って載ってノッテいるのは稲邑先生).
人口減少,高齢者率増加,要介護世帯の増加に正面から立ち向かうという.協同企業にそうそうたる名前が連なっている.何としてもマーケットを開拓し,安心できる社会づくりを実現して欲しい.わたしもからだプロジェクトなどを通じて,少しでもそんな社会づくりに貢献できればと切に願う.

ところで,J.S.アルバス博士の「ロボティクス」という書籍を紹介しておこう.計算機科学者がニューロンからロボット経済までを著した本で,確か私が学部生の時に図書室で読んで衝撃を受けた.90年代から計算神経分野で流行ってる「階層的予測」の概念も既に明記されている.補足すると,この和訳本は絶版で,原題は Brains, Behaivor and Robotics (1981) である(邦題はおかしい).ちなみに,このアルバス博士は,小脳に関するMarr-Ito-Albus説という説があるように,計算神経科学に名を残しているし,NN業界ではCMACの考案者としても有名.