AROB14th

先週はAROB14thという国際会議に池田先生,それからM1の喜多さん,西田君,と一緒に行ってきました.


喜多さんの演題は Group Feature Extraction based on Matrix Factorization from Long-range Office-logging Data.共同研究しているNEC C&C イノベーション研究所の23人,一ヶ月の動線データをheuristicな特徴抽出&PCAで解析してみたら,興味深い集団が見つかったという話です.今後の発展が大変楽しみな研究です.



西田君の演題は Prediction of Human Eye Movements in Facial Discrimination Tasks. 顔識別タスクにおける眼球運動が,既存のボトムアップ手法でどの程度予測できるか調べてみた研究です.既存のボトムアップじゃあ予測できんだろうというのは想定内でしたが,タスクをかけようがかけまいが,顔を見た際の眼球運動パターンは想定外でした.顔という対象の特殊性によるものなのか,はたまた実験の問題か.古くからある分野だし激戦区ですが,やはり顔は面白い.

集団活動,顔,いずれにせよやはり人間の研究は面白い!