逞しい想像力を

福岡の3幼児ひき逃げ事件以降も,飲酒運転が原因の死亡事故が後を絶たない.他人が起こした痛ましい事故を痛ましいと感じる能力に欠けるのか,普段から酒に溺れているのかしているんだろう.

飲酒運転による死亡事故は,被害者からしてみたら殺人以外の何者でもない.

飲酒摘発件数は危険運転致死傷罪制定後,減少してきたが,逆にひき逃げが増加しているそうだ.前者が最大20年の懲役なのに対し,後者はたった最大7年.逃げ得だからではとスパモニでは分析していた.

ハンドルを握った時点で逮捕されてもいいのではないだろうか.海外では,吐息のチェックをしてからしかエンジンがかからない装置が利用されている地域もあるそうで,そんなものに頼るのは実に情けないとはいえ,現状を見るにさっさと日本も導入したらいいと思う.

自分の愛する家族が飲酒事故で殺されたら・・・ 各人が逞しい想像力を持たねばならない.
#飲酒に限った話じゃ全くないですね.