未来屋書店

学研都市なのに，見かけるのはちゃんとした理工系書ブースの無い本屋ばかり．イオン高の原に入った書店をチェックしてきた．ここはこの辺の郊外型店舗の中では際立って大きく，なかなか楽しめそうだ．
しかし，電気や情報処理というブースはあるものの，きちっとした教科書の類は，ざっと見た限りは無かった．そこは非常に残念だ．

まあ，アマゾンが始めているような，中身検索が，もっと多くの書籍に対応するようになれば，数の出ない本はネットだけで流通するようになるのかもしれない．
しかし，四角く小さな画面だけで感じられる情報はとても矮小なように感じる．学術書籍に囲まれた静かで重厚な空間，そう言った環境が子供や学生に与える良い影響はとても大きいのではないだろうか．精華町に国会図書館関西館があるのは救いだろうが，やはりもっと身の回りにそのような環境があってほしいものだ．